菓汁飲料の分類

ジュース飲料は種類によって以下の種類に分けることができます。

（1）原菓汁と濃縮菓汁

新鮮な菓物を機械的な方法で直接取得した汁を原菓汁と呼ぶ。原菓汁は蒸発や冷凍などの方法で天然水分の一部を除去し、濃度を2倍以上に高め、濃縮菓汁と呼ばれる。濃縮汁には砂糖、色素、防腐剤、香料、人工甘味料などは含まれていない。

（2）原菓漿と濃縮菓漿

原菓漿は発酵せず、新鮮な菓物可食部分を利用して糊付け技術で作った菓漿である。物理的な方法で原菓漿から一定の割合の自然水分を除去すると、濃縮菓漿になる。

（3）水ジュース

原菓汁または濃縮菓汁に砂糖、酸味料などを加えて調製した直接飲むことができる製品を水菓汁と呼び、その原菓汁の含有量は40%以上である。

（4）菓肉菓汁飲料

原菓漿（濃縮菓漿）に砂糖、酸味剤を加えた製品を菓肉菓汁飲料と呼び、その中の原菓漿の含有量は35%以上、可溶性固形物の含有量は13%以上である。

（5）ジュースシロップ

原菓汁または濃縮菓汁に砂糖とクエン酸を加えて砂糖含有量の60%以上に調整して希釈して飲む製品を菓汁シロップと呼び、完成品の原菓汁含有量は一般的に40%以上である。

（6）ジュース飲料

原菓汁または濃縮菓汁に砂糖、酸などを加えて調製した製品を菓汁飲料と呼び、菓汁飲料中の原菓汁の含有量は6~20%である。5%の菓粒を加えると菓粒菓汁飲料と呼ばれる。菓汁飲料には国家法定の色素、香料、防腐剤などが含まれているのは正常だ。